用具箱からホウキを取りだし、手早く掃き始める中河原朝陽を呆然と見ていた。
何で動じないのよ?今までの男子は皆私に興味持って…。
中河原朝陽には全く興味はないけど、断じて無いけど、
プライドが許さない。
「中河原朝陽!!」
「元気だな。何?」
「私とデートしない?」
首を斜めにかしげ、誘う。
ストレートさと、照れてる感にはさすがにキュンとくるでしょ…。
「何でだよ。てかまずお前の名前知らないし…」
予想外。
そこまでバッサリ切られるとは思わなかった…。
爪が食い込むほど拳を握りしめる。なんて鈍感…!

