朝がくれば会社に行って仕事。 ほとんど仕事漬けの毎日。 夜は接待か女。 長身で整った顔。 ダークブラウンの髪から覗く瞳は深みのある茶色で、女のような長いまつげに縁どられている。 その容姿に誰もが引き寄せられ、拓真(タクマ)を放っておく女はいなかった。 黙っていても女の方から寄ってくる。 屋敷に帰るとメイド達が必ず出迎え、自室に向かいそのまま眠る。 そんな毎日の繰り返し。 この生活は、会社の会長立花(タチバナ)氏との契約が始まりだった。