一件落着だな。 それにめでたいことに七瀬は橋本と付き合えたことだし。 もともと泊まる予定だったから、俺らは風呂に入ってすぐに寝た。 次の日も少し遊んでから別荘を離れた。 帰りの電車の中、俺はさくらと勉強会ならぬ宿題会をやる約束をした。 そして、宿題会当日。 家のインターホンが鳴ってドアを開けてすぐ、俺は一時停止した。 「あは、お邪魔します」 そう言って笑うさくらの服装に目がいく。