俺が悪いって…
とりあえず、こいつらから話を聞くより先に橋本探さないと…
「……。この辺街灯少ないし、危ないから。七瀬、早く探しに行くぞっ!さくらは俺と探そう。」
「っ…うんっ…」
さくらの手を取って、玄関まで走った。
七瀬は右、俺たちは左に分かれて探す。
こんな時に無神経だけど、繋がれた手にどうしても気がいってしまう。
「くるみっ…うっ…無事かなぁっ…」
嗚咽を繰り返しながらさくらは言った。
「大丈夫だよ、信じよう…七瀬が絶対探し出す。」
「うんっ…」
〜♪
探して30分経った時、俺の携帯が鳴った。
携帯を開くと、七瀬から見つかった、とメールが来た。

