「行く!!いいの?ありがとう!!」 「っ!お、おおっ」 両手をガシッと掴まれ至近距離でお礼を言われる。 「あ、お金とかどう…」 そこまで言って、華原は視線を手元に移す。 「うっわぁぁぁごめん!手!」 「いや、大丈夫だから。…ぷっ」 なんかまじで面白い。 「ちょ、笑わないでよ〜」 「悪い悪い、お前飽きないなぁ…」 「えっ…」 俺がそう言うと、華原はなぜか顔を赤くした。