俺はそんな動揺を隠すようにお菓子に手を伸ばす。 数十分経って、勉強モードに突入した。 途中、橋本と七瀬のポッキー食べさせあいだとかあって面白かったな。 「あっ!!」 突然声を上げた華原に、俺は顔をあげた。 変な行動をしていた橋本も、それを不思議に思う七瀬も華原を見る。 「栗原!ほら、ジュース切れてるよ!!買ってきたら?ほらくるみ、着いて行ってあげなよ!」 気遣ってるっていうのがバレバレだけど… 渋々ジュースを買いに行った2人。 部屋には俺と華原だけが残った。