「まぁ別に俺が口出すことじゃないから、いいんだけど。」 本当は、七瀬だって気になるはずなのに。 干渉してこないのは、七瀬なりの優しさなんだと思う。 「ふっ」 ほんとに、こいつには敵わねぇな。 「な、なんだよ…」 「いや、なんでもねぇよ。ほら、さっさと買うぞ。」 俺たちはコンビニで必要なものを買って、すぐに家に戻った。 部屋に入ると、女子2人はまだ勉強してなくて喋ってたようだ。 「あ、おかえり2人とも。」 さっきまで七瀬と華原がどうとか話してたから、少し気にしてしまう。