「それに高坂さん、最近寝不足みたいなんだけど何か知らないかしら?」 「寝不足…?そんな風には…」 たしかに朝は笑顔だったし、寝不足なんて様子はなかった。 「えぇ、隈を隠してたみたいだから。ファンデーションで。」 「隠してた?」 …わざわざファンデーションで隈を隠すか? 「あ、いけない。あたしこれから会議だから、高坂さんが起きたら送ってあげてくれないかしら?」 「あ、はい。わかりました。」 「お願いね、じゃ。」 そう言って先生はファイルやら何やらを持って保健室から出て行った。