「えっ、は?くるみどうした?」 七瀬は何が何だかわからないといった様子だけど、あたしの頭をそっと撫でてくれる。 「七瀬が…」 「俺…?」 「七瀬がいなくなっちゃう夢見たのっ…」 「……」 「追いかけても追いかけても七瀬は遠くに行って、光の中に入って行って…」 「俺はいるよ」 あたしは七瀬の胸に埋めていた顔をあげて、七瀬を見上げた。