「まぁパパは七瀬のこと気に入ってるし、お兄ちゃんもあーやって言ってたし、結果オーライじゃん?」

「ははっ、だな。」

「それにあたし達には遥さんという女神様がついてるもん」

「まじでさっきのは強烈だわ。絶対逆らえねぇって思った」


見た目はかなり美人なのに。

かかあ天下ってゆーの?

とりあえず怒らせたらやばいって思った。


「あーあ、もう4時だよ。ごめんね。」

「いや…むしろ感謝だな、これには。」


俺の言葉に、くるみは首を傾げる。


はいはい、そんな可愛いことしないの。