バタンと扉が閉まり、さっきまでうるさかったリビングがシーンと静まり返る。


嵐が去った感はんぱねぇ…



「……ははっ」

「七瀬?」


俺は近くのソファにどしっと座り、脱力した。


「あー…なんかすっげぇ寿命縮んだ。…疲れた。」

「ごめんね、七瀬…」


くるみも俺の隣に座り、そう言った。


「いや、認めてもらえたし、全然いいよ。」

「なんでああなのかなー…普通認めてもらうのはパパでしょ」


全くだよ、と心の中で思う。

てかほんとそれだよ。