ツンデレ彼女×溺愛彼氏 【番外編】



「いや、むしろ俺が釣り合ってるのかな、てきな感じです、ハイ。」

そう言うと、2人はお互いの顔を見合わせて。


「えー逆にくるみにはもったいない気がするけど…ね、パパ。」

「俺もそう思うなぁ。」

なんて、目の前にくるみがいるにもかかわらずズバズバと言う。

「あんたら…あたしが黙ってるからって…いいの!七瀬はあたしを選んでくれたの!」


くるみもくるみで反論。


「ぷっ…あははっ」


なんだかこの家族が面白くて、ついに俺は笑ってしまった。


「ちょ、七瀬ー?」

「わりぃ、面白くてっ」