ピンポーンとインターホンが押され、はーいと女の人の声が聞こえた。
「あ、こんちは…」
扉から出てきたのは、かなり若くてスレンダーな、まさに大人って感じの人だった。
お姉さん…?
「あ、もしかして七瀬くん!?きゃー!上がって上がって!」
見た目とは真逆のハイテンションに、少し戸惑いながらも会釈をする。
「ちょっとママ!!七瀬困ってるでしょ!ごめんね、こんなんで…」
大丈夫、って言おうとしたけどそれよりもくるみの言葉に俺は驚く。
「まっママ?!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…