「手出して」 「ん?こうか?」 目の前に出された七瀬の手のひらの上に自分の拳を持ってきて、あたしはパッと手を開いた。 「あ。」 七瀬の手のひらに乗る、ミルキー。 「ご褒美。3回目だね。」 「あぁ、だな。」 ミルキーを見つめて、七瀬はそう言った。 「なんだかすごいね、3回目なんてさ。」 「ハゲに感謝じゃね?」 あははと七瀬は笑う。 キュン、と胸が高鳴った。 ほんと、可愛い顔して笑うんだから。