そう言って、さくらは俯いた。 そんなさくらの顎を持って、俺の方に顔を向けさせる。 さくらもこれから何をするのかを悟ったのか、ゆっくりと目をつむった。 この顔写メりたい、なんて思いながら俺も顔を近づける。 ゆっくりと唇が重なり、俺たちはたった数秒のキスをした。 唇が離れると、さくらはまた明日、と手を振りながら家の中へ入っていった。 俺も帰ろう。 もう真っ暗な道を歩いてる中、目の前に見慣れた姿が現れた。