だって!!!
これ、七瀬を追いかけるためにハゲがあたしに仕事回してるようにしか思えないんだもん!!!!
3回もこんなことあれば確信するしかないでしょ?!
「ちょ…くるみそれはまじで勘弁」
「じゃああれやって♡」
後ろのプリントの束を指差してにっこり笑う。
瞬間、七瀬の顔が歪む。
「…わかったよ。その代わり、そこでハゲ見張ってろよ。」
「はーい!」
ガタンッと椅子に座る音と同時にパチンパチンとすごい速さでプリントが留められる音がする。
思わず七瀬を振り返る。
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