このお話はあたし(綾佳)が高校1年生の16歳の時からの話ー

あたしが彼の存在を初めて知ったのは小学生の時だったけどそんなこと今日まで忘れてた。
「こんばんは〜」「お疲れっす〜」って言いながらみんな会館に集まってきた。
今日は秋祭りに向けての月に1回の寄り合いの日。あたしは高校に入学して女子部に入った。初めての寄り合いで緊張してる。隣には一緒に入ったほながいるけど心細い。あたし達の前には同級生の男の子が座って、あたしの前に彼が座った。