ここからあたしの地獄人生はスタートする。

毎日泣いても涙は枯れない。どんなに想ってもあの日々には戻れない。たつき君の彼女の枠はもうなくなった。

見た目にも出るくらいやつれて老けていった。
何をするのも、何を見るのも、何を食べるのも、もう生きてる意味さえわからない。

いっそ死んでしまった方がどれだけ楽なんだろうって何度も思った。
だけど飛び降りる勇気なんか弱虫なあたしにはないんだよ。

たつき君は別れた次の日も何も変わらず笑ってた。
違ったのはあたしへの特別扱いが減ったことだけ。

ただ別れた次の日にあたしに言った

__泣きたいのは俺の方やで?__

ってあたしの目をまっすぐ見ながら少し悲しい顔をして言った言葉がずっとひかかってる。