職場につき君は運転手にお金を払いまた僕を強引に下ろし無言のまま僕を工場の玄関までひっぱる。

「あれ?鍵がしまってる。」


当たり前だよ。

僕は思わず微笑んだ。


君はそんな僕をみて顔を真っ赤にした。
僕も何年かぶりに笑顔をみせたので上手く笑えなかったのかもと思い急に恥ずかしくなった。




「遥斗の笑った顔…初めてみた。」

君はそうつぶやいて優しく微笑んだ。



君が女神にみえた僕は目がおかしいのかな?