徐々に椎の顔にカイの顔が近づく。
ドクン・ドクン・ドクン
この部屋の中には
カイの心臓の音と椎の寝息しかない。
ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン
やっべー!
椎にまで聴こえちゃいそうだ。
椎の唇とカイの唇が触れる寸前・・・
「ごめん、椎。
俺にも・・・反則させて・・・」
静かにそうつぶやいたカイは目を瞑って
そっと自分の唇を椎の唇に当てた。
柔らかい・・・
すごい良い香りがする。
苺キャンディー?
リップグロースの香り?
上唇から下唇へほっぺへ・・・首へ・・・
また唇に軽くチュウ・・・
強く口付けたいほど
どんどん腕に力が入った。
やばい・・・
理性・・・飛んじゃいそう。
俺の理性ってこんなに弱かったっけ?
そっと椎の手首を掴み掛けそうになった自分の手を止め
姿勢を整えソファーに背を向けた。
深呼吸。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
・・・
カイは勢いよく両手で椎の手首を掴み
深く顔を沈ませ椎の耳元でささやく。
「いつまで寝てるんだ。椎。起きないとキスしちゃうよ!」
ドクン・ドクン・ドクン
この部屋の中には
カイの心臓の音と椎の寝息しかない。
ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン・ドクン
やっべー!
椎にまで聴こえちゃいそうだ。
椎の唇とカイの唇が触れる寸前・・・
「ごめん、椎。
俺にも・・・反則させて・・・」
静かにそうつぶやいたカイは目を瞑って
そっと自分の唇を椎の唇に当てた。
柔らかい・・・
すごい良い香りがする。
苺キャンディー?
リップグロースの香り?
上唇から下唇へほっぺへ・・・首へ・・・
また唇に軽くチュウ・・・
強く口付けたいほど
どんどん腕に力が入った。
やばい・・・
理性・・・飛んじゃいそう。
俺の理性ってこんなに弱かったっけ?
そっと椎の手首を掴み掛けそうになった自分の手を止め
姿勢を整えソファーに背を向けた。
深呼吸。
10
9
8
7
6
5
4
3
2
1
・・・
カイは勢いよく両手で椎の手首を掴み
深く顔を沈ませ椎の耳元でささやく。
「いつまで寝てるんだ。椎。起きないとキスしちゃうよ!」
