今日もあたしは身なりを整える。

清潔そうなイメージを持たせて、どんなときも顔を上げて、出会った人を好きになる。

どんなことでも楽しみ、喜びを感じる。

少し困惑した時や緊張した時は、瞑想して、皆が知ってる自分に取り戻す。

それらを頭にインプットして

あたしは学校へ出掛ける。

この、どこにでもいる普通で平凡な少女、神崎茉莉はイメチェンのため、髪を変えて、服装を男受けのするものに変えて、バッグも皆が持ってるものに変えて、靴はハイヒールに変えた。そうして、あたしが出来上がった。

あっという間に靴箱に着くと、

「茉莉、おっはよー」

と、親友の万里が言った。

あたしたちは名前が同じで趣味も同じなのですっかり意気投合して、友達になってた。

部活も同じにした。

「あっ、おっはよー」

「今日、雪野さんの靴箱に手紙入れられてたらしいよ。中身は知らないんだけどね」

「へー。大変だねー。どうせラブレターでしょう?興味ないわ」

「そっかー。せっかく聞こうと思ったのにー。茉莉も友達が出来ると思って賛成してくれると思ったのになー」

「どうやってそんな手紙の事、聞くの?教えてくれるの?」

「ごめん。また情報入り次第、話すね!」

「はあ…下らね…」

「ん?なんか言った?本当に茉莉は一言多いよね!」

「ごめん」

そして、あたしは万里と一緒に教室に向かう。

教室に着いて、有里亜の席に二人は行く。

「友里亜ちゃん、おっはよー」

「あ、おはよ」

「今日もかわいいね」

万里はあたしに言われたい言葉を見事に友里亜に言ってくる。

確かに友里亜はかわいいけど…

なんかずるくて酷い…万里ったら。

「本当!顔もかわいいけど、髪型も似合ってて服装も合ってて最高だよ!」

別に嘘じゃない。本当の事を言っただけ。でも、なんかイラつく。

「ありがとう。茉莉もかわいいよ」

スッゴくお世辞に聞こえる。あー、彼女と友達になるの嫌になってきた。

感謝をして、「ありがとう」と誰に対しても言う。

友里亜ってすごーっ!

過去は水に流して、今の時間を大切にする。

友達と遊んでみたい!

「万里、今日何時から遊ぶ?」

「部活終わってからだから~八時くらいから遊ぼう?」

「じゃあいつもと同じだね!」

「でも、練習が忙しくなったら、十時じゃないと無理かも!その時はメールで連絡するね!」

「了解。友里亜ちゃんは?」

「私も良いよ」

「じゃ、決まりだね!」

気持ち悪い小説を書いてしまってごめんなさい…

本当に反省してます。

ためになる系統の小説を書く方がきっと書いてる方も楽しくて、読んでる方も楽しいと思います。