私は感情を押し殺せません。

嫌なことがあった時、家まで耐えれた時、私は一人で変態的な事をします。

恥ずかしいと思いますが

本当に嫌なことを忘れられます。

している時だけ、嫌なことに対する気持ちが

忘れられます。

楽器を吹いたり、叩いたりするのも多分

同じだと思います。

自分で鳴らす楽器で作る曲にうっとりして

嫌なことを音に合わせて

嫌な気持ちを流していきます。

本当に感情を押し殺せません。

どんなに誰かが変えようとしても、

私は感情を押し殺せません。

演じる事は本当に幸せだった。

私に「捨香」が生まれて良かった!

「ごめんね、今まで迷惑かけて」

「ううん、全然大丈夫だよ」

「あたし、ずっと楽観的に考える」

「気持ち悪いって言われても耐えられる?」

「分かんない。でも、今のあたしならできそうだから」

「そっか。頑張れ」

「了解!じゃあ友達と遊びに行ってくる!」

「私も付いてくるよ」

友達の家で。

友達の白がなぜか自分の部屋に彼氏を連れてきていた。

あたしは唖然した。

「今日二人で遊ぶ予定じゃなかった?」

「いや、そのつもりだったんだけど、陸人も遊びたいって言うから」

「それで、OKしたんだ…」

「良いじゃん。多い方が楽しいよ」

「あっ、分かった」

あたしはにこにこして言う。

「こんにちはー」

「あっ、こんにちは」

「どうぞ座って」

「えっ?どこに?」

「その辺」

「ああ、分かった」

あたしは近くのクッションの上に座る。

しばらく沈黙する。

ずっと黙って10分後…

彼氏さんが白に変なことをしようとしてくる。

あたしはびっくりする。

見ちゃいけないと思い、顔を反らす。

「見て良いよ」

白に誘われ、チラッと見る。

甘い甘い事を次々にしている。

あたしはその光景をずっとチラッと見てる。

ようやく終わった時には、

あたしはどきどきしていた。

「帰る?」

「どっちでもいいよ」

彼氏さんがまた白に迫ろうとする。

「あっ、帰るよ。ごめん。じゃあね」

「バイバイー」