中学生のあたしは眞鍋太陽はもちろん、オトコギライになっていた。 だから、嫌だった。イライラしてた。 だから、気に食わなかった。 それなのに。 オトコギライのあたしの心を揺り動かしたのはアイツだった。 数人の塊で爽やかという感じよりもあまりノる気になれないだるそうな奴。 その時は へー?話さないんだー? って目で見てるだけだった。 いつからか、目で追いかけてた。 時々見せるあの笑顔に不覚にも 胸きゅん とやらをしてしまった。