アオゾラ

「何だぁ?お前、入学早々にもう女の子口説いてんのかよー?」



近くにいた男が健太くんに言った。





「ちっげーよ。お前と一緒にすんな!!」




健太くんが怒ったように言う。





「お前、その言い方酷くね?」




男は悲しそうに言った。





「十分だろ。」




健太くんは冷たく言う。





「ったくよ~。あ、奈津美チャン、俺はシュン、杉田俊っていうんだ。シュンでいいから。仲良くしてね。」




すぐに笑顔になり手を差し出した。




「あ、はぁ……。」





手を握り返した私は、ちょっとだけ勢いに負けていた……。









「シュン!!」







そのとき、後ろから女の子がすごい形相で俊くんを呼んだ。