おとぎ話みたいにそんな話無いって、笑われるかもしれない。

でも、これは
「私に起こった本当の話…」




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さ「おはよう。ゆり!」
私は加賀見 ゆり(かがみ ゆり)
これは、私の親友のさやか。

ゆ「おはよう さやか。」

さ「ねぇ。ゆり「秘密のノート」ってしってる?」

はぁ〜また始まった…
さやかはミステリー物が好きでいつも話してる。

ゆ「知らない。」

さ「な〜んだ。」

さ「学校の男子達が話してたんだけどね」

もぅあきあきだ。
さやかのミステリー長話。
どのくらい長いとおもう?


最高3時間。
て、言っても短くて一時間だけど。

さ「ねぇ。ゆり聞いてる?」

ゆ「えっもう一回言って。」

さ「はぁ〜もう。」

ゆ「ごめん!」

さ「その秘密のノートは本当に本当に昔にある王様がもっていたんだって。ある日、その王様、そのノートを開いたんだって。そしたら…」

ゆ「そしたら?」

さ「その日から王様が行方不明になってしまったんだって…」

あれ。短い…

ゆ「その本どうなったの?」

さ「わかんない。でも、まだその本あるみたいだよ。男子達が言ってた」

こわっまだあるのか〜
でも、なんかこのミステリー興味湧いてくる…

さ「どこにあるんだろうね。私探してみる!」

ゆ「えっどこにあるかわかんないでしょ?」

さ「わかんないからやるんだよ。見つけたら世紀の大発見になるよ。絶対!」

はぁ〜こうなったらもぅ止められない…

さ「そうだ。ゆりも一緒に探そうよ!」

ゆ「え。私はいいよ。」

さ「なんで〜2人の方が楽しいのに〜」

ゆ「私はいいの。ミステリーは興味ないの!」

さっきの話は興味湧いたけど笑

さ「ちぇっケチ!」



ニャーオ

さ「あっ猫だ!」

ニャーガサガサ…

さ「あっ言っちゃう!」

そりゃね。猫だもん。

ゆ「えっちょっと引っ張らないで〜」

さ「わっいたよ。ゆり!」

ガサガサ…

あれ?猫の隣になにか落ちてる…

なんだろう?

さ「あっみて!ゆり。キラキラ光るものがあるよ!近くに行こ〜!」

ゆ「えっ行くの?」

さ「あったりまえでしょ!」

ガサッ

ゆ「あ、あった。これなんかの本?」