「ちょっと、お前ら俺たちの存在忘れてないか?俺たちの前でイチャイチャしやがって。まさか、自慢か?!うぅ。ひどい。独り身の俺たちに自慢なんて…」

蓮がひとりでブツブツ言っている。

「なっ、イチャイチャなんてしてねーよ!」

「そうだよ!自慢でもないし!」

私とヒロは必死に蓮を慰める。

「んじゃ、独り身の俺にクレープおごって?」

こっ、こいつ。

「調子にのるな!」

ヒロは蓮の頭をチョップした。