これでも総長です!!



「・・・あの人はこれまでに壮絶な人生を送ってきました。俺たちが知っている過去はそのうちのほんの少しの出来事でしょう。でも、普通の人が同じ目にあっていたらもしかして死んでいたかもしれないという内容です。家のこともあるし、ゆいさん本人の素質もあります。それは、世界から狙われているといっても過言ではないんです。だからこのひと時だけでも普通の人と一緒に、普通の生活を送って欲しいんです。俺たちの願いをどうか聞き入れて貰えないでしょうか。」


幹部たちは先生たちに頭を下げた。


その時優衣子が体育館に入ってきた


優衣子は全身血まみれだった


「・・・なんで頭下げてんの?」


優衣子は頭にはてなマークを浮かべていた


「木更津、お前はまだ学校に来たいか?」


「いいえ、いいです。先生方にもかなちゃんにもりあにも怖い思いをさせてしまいました。今の私にも恐怖を感じているでしょう?これが私の生活なんです。こいつらにも詳しくは話していませんが、私はこっちの世界の人間ではないんです。」


「俺たちは薄々感じていましたが・・・やっぱりあっちでも活動しているんですね」


「うん、してる。でも大丈夫。あなたたちを巻き込むことは私の命にかけてしないから」