もう・・やるしかないな・・
「どうしたのじゃ??」
「俺のご主人様とタマも対面出来そうだぜ?」
俺はフルパワーでとりあえず野球場っぽい所まで移動した。
今までの2倍以上の速さで。
「おお・・まだこんなに早く走れたのかやるな純一」
土にタマを下ろしてうっすいガードを張った。流華たちにわかるようにだ。
こんなので火柱作れる奴をかわせるとは思わないが。
「はぁ・・はぁ・・」
「どうした顔色が・・」
「もう俺は動けねえ。その危険なやつってどこまで来てる?」
「動けない?どうするのじゃ・・?純一が早く動いたのでまだ離れてはいるがまた近づいておる」
「どうやらそいつ・・俺しか追ってないのかな?タマお前は・・いけよ。」
「そんなこと分からんじゃろうが!!ワシが狙われておったらどうする?死ぬのは嫌じゃ」
確かにこいつが落ちてた位置も俺の部屋だし一緒に移動してるんだから・・
俺だけじゃない可能性もあるか・・。
「じゃー信じて待つしかねえな。」
「何をじゃ?!!」
「そんなカリカリすんなって。すっげー強い女がくるから。そいつがきっとお前も俺も守ってくれるよ・・」
俺は意識を失いかけた・・血が足りねえ・・
ドラゴンのおっさん仲間にしとくんだった・・。
ルカにひでえ事いう前にもっと自分が努力すればよかった・・。
髪のかなり長い女と黒いスーツのキリギリスみたいなサングラスの2人組みが野球場にストンと落ちてきた。
間違いない。こいつらだ。
このアベックは野球を雨上がりからしようぜって奴らじゃない。
「おいおい・・手負いの子供と猫じゃなーい」
男の方はオカマっぽい。
「そうねぇ・・この猫はただの猫じゃないけど★うふふ。いいもの見っけ。」
あれ?
「おい・・タマ」
タマが毛を逆立てて俺を守るようにたった。
「この女じゃ。カンザキ!!!」
シュンっという音がした。
俺はよろけながらもタマを抱っこしてよけた。
グラウンドの石が割れてた。割れた部分から火が出てくる。
なんだなんだ?こいつら。連携技か?
「純一・・もう動けぬのじゃろ?無理をするな・・」
「お前こそネコじゃん。無理・・・すんなよ・・」
「猫じゃがこれでも精霊じゃ。一宿一飯の恩返しておらんのじゃ?」
泊めてねえってば・・。
「よい猫だの。」
聞きなれた声がする。俺の好きだった女の・・
「あらら。超ピンチじゃん。」
嫌な声も・・。
じゃりジャリ・・と土を踏む音ぼやけた視界に裸足の女の足・・
見上げると銀の長い髪が鼻先まできてた。
「よくこらえたの。後は任せるのだ。瞬ちゃん手当てとその猫含めてガードを。」
「はいはい。」
「流・・流華・・」
俺はまた意識が飛びそうになった。
目の前には手のひらがあって
「ごめんね??遅くなって。これ作ってたんだ。」
赤石だ・・・。
「あらあら?本物登場しちゃったどうしようカク。」
「消せばこっちが本物でしょー?」
そんなわけねえだろ・・俺のいとこは唯一無二だ
赤石を噛みながら2対1の本物合戦は火蓋を切った。
「純一・・この闇の生き物はなんじゃ?」
へ?そう見えるのか?タマには。
「それがホントの神咲だよ・・あっちのが偽物・・」
「邪気の量が半端ではないのじゃ。この女危険ではないのか?」
「まあ助けに来たってことはダイジョウビ。ついでに言うと俺その人と血繋がってるし・・」
「なぬ!そうは思えんが・・」
噛んで少し楽になった俺はアイツがガードする中で守られている。
島民としてかな。
なんでもいいや。死ぬかもしれねえってのに見れたんだから。
マイラブいとこ殿をさ。
「あらあら?一人で私たちと戦おうっての??怖い顔して。お嬢さん♪」
「おバカッ協力しないと勝てないっつうの~」
二人はにたにたと笑っているが流華の表情を見ることはできない・・。
「オノレ・・・女だとして・・も許さぬ・・我が従兄弟を手にかけようなどと。。」
「許さなかったらどうするってーの?キャハハ。離れてるソイツが悪いんじゃん?超弱いくせに。弱いものから行くのが殺しの常套手段でしょ??」
「そうだな・・ではお前から殺すのが定石かの。弱い女。」
ルカの手から槍みたいなものが出てきた。
もしかしてあの聖剣は形を変えれるのか?こいつはこの邪悪な感じは赤目だ・・
槍投げ選手みたいに振りかぶって女の方に投げた。
「よけれないと思わないの?こんな大技。当たらなければ・・・ぐはぁぁ・・」
「すまぬ。私は素直ではないのだ。説明するほど優しくもない。」
俺はみえた。
その槍を投げる瞬間によけた場所に釘みたいな細いのを攻撃技として3連段くらい打った手を。
「ダイジョウブ?ミカリン・・ヌ抜けない・・」
グラウンドの端っこまで飛ばされて釘で手やら足やらに杭を打たれてキリスト吊し上げみたいになってる女は
急所には当たっていないからかろうじて生きているけど
・・サングラスの男が抜こうとしてもぬけない。コンクリートに女ごとめり込んでいるからだ。
「流華・・怒ってるね。」
「どうしたのじゃ??」
「俺のご主人様とタマも対面出来そうだぜ?」
俺はフルパワーでとりあえず野球場っぽい所まで移動した。
今までの2倍以上の速さで。
「おお・・まだこんなに早く走れたのかやるな純一」
土にタマを下ろしてうっすいガードを張った。流華たちにわかるようにだ。
こんなので火柱作れる奴をかわせるとは思わないが。
「はぁ・・はぁ・・」
「どうした顔色が・・」
「もう俺は動けねえ。その危険なやつってどこまで来てる?」
「動けない?どうするのじゃ・・?純一が早く動いたのでまだ離れてはいるがまた近づいておる」
「どうやらそいつ・・俺しか追ってないのかな?タマお前は・・いけよ。」
「そんなこと分からんじゃろうが!!ワシが狙われておったらどうする?死ぬのは嫌じゃ」
確かにこいつが落ちてた位置も俺の部屋だし一緒に移動してるんだから・・
俺だけじゃない可能性もあるか・・。
「じゃー信じて待つしかねえな。」
「何をじゃ?!!」
「そんなカリカリすんなって。すっげー強い女がくるから。そいつがきっとお前も俺も守ってくれるよ・・」
俺は意識を失いかけた・・血が足りねえ・・
ドラゴンのおっさん仲間にしとくんだった・・。
ルカにひでえ事いう前にもっと自分が努力すればよかった・・。
髪のかなり長い女と黒いスーツのキリギリスみたいなサングラスの2人組みが野球場にストンと落ちてきた。
間違いない。こいつらだ。
このアベックは野球を雨上がりからしようぜって奴らじゃない。
「おいおい・・手負いの子供と猫じゃなーい」
男の方はオカマっぽい。
「そうねぇ・・この猫はただの猫じゃないけど★うふふ。いいもの見っけ。」
あれ?
「おい・・タマ」
タマが毛を逆立てて俺を守るようにたった。
「この女じゃ。カンザキ!!!」
シュンっという音がした。
俺はよろけながらもタマを抱っこしてよけた。
グラウンドの石が割れてた。割れた部分から火が出てくる。
なんだなんだ?こいつら。連携技か?
「純一・・もう動けぬのじゃろ?無理をするな・・」
「お前こそネコじゃん。無理・・・すんなよ・・」
「猫じゃがこれでも精霊じゃ。一宿一飯の恩返しておらんのじゃ?」
泊めてねえってば・・。
「よい猫だの。」
聞きなれた声がする。俺の好きだった女の・・
「あらら。超ピンチじゃん。」
嫌な声も・・。
じゃりジャリ・・と土を踏む音ぼやけた視界に裸足の女の足・・
見上げると銀の長い髪が鼻先まできてた。
「よくこらえたの。後は任せるのだ。瞬ちゃん手当てとその猫含めてガードを。」
「はいはい。」
「流・・流華・・」
俺はまた意識が飛びそうになった。
目の前には手のひらがあって
「ごめんね??遅くなって。これ作ってたんだ。」
赤石だ・・・。
「あらあら?本物登場しちゃったどうしようカク。」
「消せばこっちが本物でしょー?」
そんなわけねえだろ・・俺のいとこは唯一無二だ
赤石を噛みながら2対1の本物合戦は火蓋を切った。
「純一・・この闇の生き物はなんじゃ?」
へ?そう見えるのか?タマには。
「それがホントの神咲だよ・・あっちのが偽物・・」
「邪気の量が半端ではないのじゃ。この女危険ではないのか?」
「まあ助けに来たってことはダイジョウビ。ついでに言うと俺その人と血繋がってるし・・」
「なぬ!そうは思えんが・・」
噛んで少し楽になった俺はアイツがガードする中で守られている。
島民としてかな。
なんでもいいや。死ぬかもしれねえってのに見れたんだから。
マイラブいとこ殿をさ。
「あらあら?一人で私たちと戦おうっての??怖い顔して。お嬢さん♪」
「おバカッ協力しないと勝てないっつうの~」
二人はにたにたと笑っているが流華の表情を見ることはできない・・。
「オノレ・・・女だとして・・も許さぬ・・我が従兄弟を手にかけようなどと。。」
「許さなかったらどうするってーの?キャハハ。離れてるソイツが悪いんじゃん?超弱いくせに。弱いものから行くのが殺しの常套手段でしょ??」
「そうだな・・ではお前から殺すのが定石かの。弱い女。」
ルカの手から槍みたいなものが出てきた。
もしかしてあの聖剣は形を変えれるのか?こいつはこの邪悪な感じは赤目だ・・
槍投げ選手みたいに振りかぶって女の方に投げた。
「よけれないと思わないの?こんな大技。当たらなければ・・・ぐはぁぁ・・」
「すまぬ。私は素直ではないのだ。説明するほど優しくもない。」
俺はみえた。
その槍を投げる瞬間によけた場所に釘みたいな細いのを攻撃技として3連段くらい打った手を。
「ダイジョウブ?ミカリン・・ヌ抜けない・・」
グラウンドの端っこまで飛ばされて釘で手やら足やらに杭を打たれてキリスト吊し上げみたいになってる女は
急所には当たっていないからかろうじて生きているけど
・・サングラスの男が抜こうとしてもぬけない。コンクリートに女ごとめり込んでいるからだ。
「流華・・怒ってるね。」
