「ねえ?流華ってば。」
「なんだ?」
学校も始まった最近。いとこ殿は晴れて5の蔵を楽々突破したらしい。
ますます神童クラスが上がったくさい。もうわっぱじゃねえけど。
まだ背伸びてるし・・172位だって突破した日3人で測った。木に名前入れたりしてな。
ちょっと昔風に遊んでみた。俺は185だったから一年で5センチだもんな流華よりは伸びてる。
アイツも180だからちょと伸びた。でももう全員伸びぬだろうと流華は言った。
蔵と関係あるのかなもしかして。まだ俺の中で謎だ。成長どうのの話は。
蔵の鍵をもらう問答はテレパスで行われるので全員チャットやらハイクオリティテレビを使える流華は
東京の自宅・・こっちにいても受けれる。
「5の蔵に通ったら闇の国の事を話してくれるんじゃなかったっけ?」
アイツがルカに強請るように聞く。
「いいや。話すとは言ってない。連れて行くことができると言った。」
そうだったな。連れていく権利ができるので・・とか言ってた。
「でも・・・いきなり連れて行かれたって・・」
「そうだな・・最低限は話す必要はあると思う。聞かれたことに答えよう。」
流華はそう言って・・果てしない部分をどう話せばよいかわからないようだった。
「俺から言ってもいい?闇の国ってナニ?」
「国である。日本みたいな感じで。」
えええ??
「だからさ。地獄なのか?」
「違う。国である。国の名前だ」
そうかもしれないけど!!
違うの!!そゆことじゃないの!
「じゃあ僕ね・・闇の国で赤目は作られたって言ってたよね?」
「ああ。」
「流華はなんでそれを知っているの?」
「爺様に聞いた深くは知らん。」
まじか!
「え?お爺様と流華って今流華の方がキオクの量多いんだよね?」
「まあ・・そうだ。」
そりゃ果てしないよな。こういうの。次から次へと知らないことや疑問がわいてくるもの。
「どういうこと?流華が知らないキオクをお爺様はなぜ知ってるの?」
「そうだな・・その辺はお前たちは知らないのだな。・・純血と言ってもな覚えていること知っていることが違うのである。事実は同じでも受け取り方・分析の仕方・同じ記憶でもそれぞれ見た部分・見た記憶がバラバラなのだ。勿論共通のものもある」
「へ?」そうだったんだ俺はへえしか出てこないメンズにまたなりそうだ。
「じゃあどんな風に1234って藏を開けてゆくの?」
「みた記憶を話し、まずは絶対量が他の者とは違うことを確実にする。見た順番や時代などは把握しなくても話し始める所からスタートする。」
ふむふむ。まあどんだけ知ってるか聞かなきゃわかんねえしな。
「合っているかどうか。それは書記が是か非かで答える。あれは照合機みたいなものである役所ゆえな。」
まああいつらも独立した役所だから・・・そうなのかもな。純血と島の真ん中にいる。中立だ。
「何から話して正解だとか被っているからどうだとかは考えなくてよい。見たままのものに大してどう解釈したかどう思ったか、を島の賢人は判断する。合っているかどうかを書記が判断する。二つの意見が合えばそれすなわち適合者となる仕組みだ。」
「なるほど~♪」
うん俺そこまではわかる。
「一ノ蔵には前話したような純血の資格と記憶を問われる部分が多かった弐ノ蔵は理解能力・分析能力と記憶。3は知ってなお探求してゆく精神・人格に関するものと記憶が多かったように思う。4は島と闇に関する歴史の流れへの見解と記憶。4では資格・理解・分析・闇・歴史・召喚技術・人を導くということそして今までの記憶と新しい記憶。」
全部記憶はついてくるけど傾向ってのがあるのね。
しっかしどんだけ夢みる少女なんだお前は・・
「なるほど・・テストをつくる先生と丸とか?とか付ける審査は別なんだね。ってか4はほんとに難関なんだね。。。3で終わる人が多いのもわかる・・気がする。」
おお。コイツが砕いていうとわかりやすいぜやっぱ。
「逆にいうと、どちらの支持がかけても純血は成り立たぬゆえ正確な判断と記憶の絶対量が必要なのだ。」
えー右も左も魑魅魍魎の世界じゃねえかよ。
「大丈夫?そんなのばっかされて・・」
「私は最後の蔵・・六の蔵まで行く。あと二つだ・・。蔵を開けたら終わるもんだいでもない。ただ今回の四ノ蔵の中にあるものを2月になったら見にゆく。問答では・・言葉の重さに気をつけること。今の最善の自分でいること・立場を忘れぬこと。そういうのに気を付ければよいだけだ。それにな・・蔵が開こうがどうであろうが島の人間はどうだって良いと思っている。」
「え?どうゆうこと?」
カミングアウト始まった~
「賢人らは相応しいかどうかを見ているだけ。書記は合っているかどうかを見ているだけ。では藏を開けようが開けまいがあやつらには興味も関係もない話なのだ。カギだけを管理している。それを私が必要としてるだけである。」
「そういうことか・・なるほどね・・。」
「だから問答が成立しなくても純血は純血。島が掟に従い蔵を開け、賢人らが話し合った上実力が伴ったゆえ私を決めた。島主は島主。
それに見合った自分でいれば良い。爺様も年老いてからも・・毎年受けられていたが3の蔵までである。優劣などそこに存在しない。
別に成功しようがしなかろうが待遇は確かに少々違うが・・3まで行けばそこそこ。ただ称号やらバッジが向こうにすれば増えるだけ。
公務をこなし島を守り会社を大きく・そして失敗しない方が優先順位は蔵より高い。当たり前のことだがな・・」
それって・・・・
「純血だけが島の未来を考えて居るっていうの?」
「なんだ?」
学校も始まった最近。いとこ殿は晴れて5の蔵を楽々突破したらしい。
ますます神童クラスが上がったくさい。もうわっぱじゃねえけど。
まだ背伸びてるし・・172位だって突破した日3人で測った。木に名前入れたりしてな。
ちょっと昔風に遊んでみた。俺は185だったから一年で5センチだもんな流華よりは伸びてる。
アイツも180だからちょと伸びた。でももう全員伸びぬだろうと流華は言った。
蔵と関係あるのかなもしかして。まだ俺の中で謎だ。成長どうのの話は。
蔵の鍵をもらう問答はテレパスで行われるので全員チャットやらハイクオリティテレビを使える流華は
東京の自宅・・こっちにいても受けれる。
「5の蔵に通ったら闇の国の事を話してくれるんじゃなかったっけ?」
アイツがルカに強請るように聞く。
「いいや。話すとは言ってない。連れて行くことができると言った。」
そうだったな。連れていく権利ができるので・・とか言ってた。
「でも・・・いきなり連れて行かれたって・・」
「そうだな・・最低限は話す必要はあると思う。聞かれたことに答えよう。」
流華はそう言って・・果てしない部分をどう話せばよいかわからないようだった。
「俺から言ってもいい?闇の国ってナニ?」
「国である。日本みたいな感じで。」
えええ??
「だからさ。地獄なのか?」
「違う。国である。国の名前だ」
そうかもしれないけど!!
違うの!!そゆことじゃないの!
「じゃあ僕ね・・闇の国で赤目は作られたって言ってたよね?」
「ああ。」
「流華はなんでそれを知っているの?」
「爺様に聞いた深くは知らん。」
まじか!
「え?お爺様と流華って今流華の方がキオクの量多いんだよね?」
「まあ・・そうだ。」
そりゃ果てしないよな。こういうの。次から次へと知らないことや疑問がわいてくるもの。
「どういうこと?流華が知らないキオクをお爺様はなぜ知ってるの?」
「そうだな・・その辺はお前たちは知らないのだな。・・純血と言ってもな覚えていること知っていることが違うのである。事実は同じでも受け取り方・分析の仕方・同じ記憶でもそれぞれ見た部分・見た記憶がバラバラなのだ。勿論共通のものもある」
「へ?」そうだったんだ俺はへえしか出てこないメンズにまたなりそうだ。
「じゃあどんな風に1234って藏を開けてゆくの?」
「みた記憶を話し、まずは絶対量が他の者とは違うことを確実にする。見た順番や時代などは把握しなくても話し始める所からスタートする。」
ふむふむ。まあどんだけ知ってるか聞かなきゃわかんねえしな。
「合っているかどうか。それは書記が是か非かで答える。あれは照合機みたいなものである役所ゆえな。」
まああいつらも独立した役所だから・・・そうなのかもな。純血と島の真ん中にいる。中立だ。
「何から話して正解だとか被っているからどうだとかは考えなくてよい。見たままのものに大してどう解釈したかどう思ったか、を島の賢人は判断する。合っているかどうかを書記が判断する。二つの意見が合えばそれすなわち適合者となる仕組みだ。」
「なるほど~♪」
うん俺そこまではわかる。
「一ノ蔵には前話したような純血の資格と記憶を問われる部分が多かった弐ノ蔵は理解能力・分析能力と記憶。3は知ってなお探求してゆく精神・人格に関するものと記憶が多かったように思う。4は島と闇に関する歴史の流れへの見解と記憶。4では資格・理解・分析・闇・歴史・召喚技術・人を導くということそして今までの記憶と新しい記憶。」
全部記憶はついてくるけど傾向ってのがあるのね。
しっかしどんだけ夢みる少女なんだお前は・・
「なるほど・・テストをつくる先生と丸とか?とか付ける審査は別なんだね。ってか4はほんとに難関なんだね。。。3で終わる人が多いのもわかる・・気がする。」
おお。コイツが砕いていうとわかりやすいぜやっぱ。
「逆にいうと、どちらの支持がかけても純血は成り立たぬゆえ正確な判断と記憶の絶対量が必要なのだ。」
えー右も左も魑魅魍魎の世界じゃねえかよ。
「大丈夫?そんなのばっかされて・・」
「私は最後の蔵・・六の蔵まで行く。あと二つだ・・。蔵を開けたら終わるもんだいでもない。ただ今回の四ノ蔵の中にあるものを2月になったら見にゆく。問答では・・言葉の重さに気をつけること。今の最善の自分でいること・立場を忘れぬこと。そういうのに気を付ければよいだけだ。それにな・・蔵が開こうがどうであろうが島の人間はどうだって良いと思っている。」
「え?どうゆうこと?」
カミングアウト始まった~
「賢人らは相応しいかどうかを見ているだけ。書記は合っているかどうかを見ているだけ。では藏を開けようが開けまいがあやつらには興味も関係もない話なのだ。カギだけを管理している。それを私が必要としてるだけである。」
「そういうことか・・なるほどね・・。」
「だから問答が成立しなくても純血は純血。島が掟に従い蔵を開け、賢人らが話し合った上実力が伴ったゆえ私を決めた。島主は島主。
それに見合った自分でいれば良い。爺様も年老いてからも・・毎年受けられていたが3の蔵までである。優劣などそこに存在しない。
別に成功しようがしなかろうが待遇は確かに少々違うが・・3まで行けばそこそこ。ただ称号やらバッジが向こうにすれば増えるだけ。
公務をこなし島を守り会社を大きく・そして失敗しない方が優先順位は蔵より高い。当たり前のことだがな・・」
それって・・・・
「純血だけが島の未来を考えて居るっていうの?」