翌日ー

「おーい!ナノハー!パートナーの証、取りに行こうぜ!」
ナノハは頷いた。パートナーの証とは赤いブレスレットのことである。

「…こ、これがパートナーの証…だ…」
マスターは渡したくないという顔でブレスレットを差し出した。
「ありがとうな!オヤジ!」
「ブレスレットをつけたら、誓いをたるんだ。」
ユウとナノハは顔を見合わせた。
「……。さっさとやりましょ。」
「おう!!」

ユ,ナ「誓い。」
ユ「ナノハと共にいどみ、」
ナ「ユウと共に試練を乗り越え、」
ユ,ナ「そして、この場で互いがパートナーであっていくことを誓う。」


「そーいやー。ナノハはなんの清力だ?」
「私は動物っていうか、札の中にいる魔物や精霊を操って戦う。つまり、精魔(せいま)の清力者だ。もちろん私もともに戦う。頼ってたらだめだからな。」
「ふぅーん。」
「ユウはなんなんだ?」
「俺か?俺は青い炎。炎の清力者だ。」
「素手でいくのか?」
「いや!剣だ。一番戦ってるって思える武器だからな!」
あれ?久々にこんなに喋った気がする…。ユウといると調子狂うな……。