「中、ひろーい!」
ユキナは辺りを見回す。
「あまり声をだすと見つかるよ?」
「あ、ごめんね?なぬぅー。」
すると、前から5人の人影が現れた。
「なにか来るぞ」
シュウが身構える。
「我はタハマハ。」
「わたくしは、ミカナ♡」
「おいらは、プルーだば」
「わたしはハナツキ」
「俺はカダネマだぜ」
「そんなに名乗っていいのかよ。」
カティが呆れたように言った。
「おまえらは死ぬ定めだからだ。」
タハマハは答えた。
「あ~、六人いるね~♡ぼうや、私の相手をしてくれるのかしら?♡」
「俺はな、タハマハを倒しに来たんだ!やり方が気にいらねぇー!」
「ほう…。口だけは達者なようだな。」
「え~。わたしとしてくれないの~?♡」
「ユウの邪魔はさせない。私が相手よ。」
「じゃあ、私はこの女と。」
「おいらはこいつだば!」
「俺はこいつらとだぜ!胸騒ぎが一番するからな!」
「ここじゃあなんだ。皆、場所を変えるか。」
タハマハの言葉により、皆、いっせいに別々に別れた。
それぞれの戦いが始まる!!