「タハマハって、強いらしいぞ!」
「みたいね…。みんな嫌がってたし……」
「やってやろーじゃねーか!」
ユウの目はキラキラしていた。
よくわからない。どんな相手かも分からないのに、どうしてこんな目が出来るのだろう……。
「でもさー、六人でしか行けないんだってよ。」
「なんで…。」
「六人の清力が集まって初めて、門が開くんだってよ。」
なんとめんどくさい仕掛けなんだとナノハは思った。
「ひとりはユキナでいいんじゃない?」
「ナノハ、ユキナのこと……」
「違うわよ。知り合いとして呼ぶの。」
そんなことないくせに。という顔でユウはこちらを見た。
「……あほ〃」
「……え?っておい、まじか!あほって……」
「そんなことどうでもいいから、速く探しに行くわよ。」
「お、おい!ナノハー!」
メンバーが決まった。
ユウと私。 ユキナとアカギ
そして、シュウとカティだ。
男4の女2の割合で行くことになった。
シュウとカティは、私達がパートナーを探していることがなぜかマスターに伝わり、連れて行けと差し出された人達だった。