お世辞どうもです。
ガラッ
突然 ドアが 開いたと
思ったら 閉まった。
影は あったけど 誰かは
わかりづらかった。
「ねぇ 聞いてる?今日 遊ぼうよ!」
まだ 3年生が 話してたけど
キーンコーンカーンコーン♪
いいところで チャイムが鳴った。
帰り道 また 3年生に 捕まっていた。
かばんを とられてて ちびの
私じゃ 取れなかった。
あぁ。 もぉ めんどくさい。
だれか 助けて!
と 思った瞬間に 3年生の
手から かばんが 離れた
とって くれたのは
えっと。え??? ほ、北斗!?
「すいません。この女 ちびなんで そんなこと したら 泣きますよ」
え。助けてくれて 優しいと
思ったのに その余計な言葉は。
「あ、あり……とう」
