『そうなの。あの子、
こんな時間まで帰らなかったことなかったの。
それに、最近元気なかったでしょう?
何だか凄く心配で…。
春君なら知ってるかと思って電話してみたんだけど…』
一気に不安でいっぱいになる。
「俺、捜してくるよ。神社とか、その辺。
おばさんはそのまま家にいて。
帰ってくるかもしれないし。」
急いで階段を駆け降りながら、おばさんに言う。
『お願いするわ。
徹さんも捜してくれてるんだけど…。』
「そっか、わかった。
とりあえず捜すよ。また連絡する。」
電話を切り、外へ飛び出す。
桜…どこ行ったんだよ…?
