約束~始まりの場所~

河原につくと、

家族連れやカップルですでにいっぱいだ。


その中になんとか2人分の場所を確保して

腰掛ける。




「ふぅ。やっぱり下駄は足が疲れるよ。」


と、足をトントン叩く吉田。


「大丈夫か?あんま無理すんなよ。」


「うん。ありがと。

春輔は優しいね。」


そう、吉田は笑う。





俺が優しい?



そんなわけないだろ?



そんなこと言ってもらう資格、

俺にはないんだよ。



お前の気持ち利用した最低野郎なんだよ。




頼むからそんなこと言わないでくれ―――……