約束~始まりの場所~

キーンコーンカーンコーン



結局集中できないまま、授業が終わる。


一気に教室が賑やかになり、


慎吾が側にやって来る。


「お前、何やってたんだよ?」


バシッと俺の肩を叩きながら言う。


「痛ぇよ。」


「桜ちゃんか?」


今度はニヤニヤと嫌な笑みを浮かべて聞く。


「…だったらなんだよ!?」


少しイラッとしながら言う。


「いや、別に。お前、桜ちゃんには弱いからなぁ。」


相変わらず嫌な笑みを浮かべながら言う。


「んなの、俺が1番わかってるよ。」



今日も実感したばっかだしな。