「私もやってみたい!!」


二言目がこれだ。


「お前は宿題やりに来たんだろ?」


少し呆れて俺は言う。


「ちょっと休憩って言ったのはハルでしょう?

私もやりたい。」


「…しょうがねぇなぁ。」


「ほんと!?」


目を輝かせながら嬉しそうに問いかけてくる桜。



まったくだ。


まったく俺はどうしてこんなに桜に弱いのだろう…。


そう思いながら、桜に矢と弓を渡す。