「吉田。」


次の日。


俺は2組の教室へ向かい、吉田に声をかける。


初めて来た2組の教室。


1.2組は校舎が離れている為、

用がない限り滅多に来ない。




「何?」


吉田は俺と目を合わさずに聞く。




怒ってるよな…。



そう思いながら


「話がある。時間くれないか?」


と俺は言う。