*give you smile.*

急いで俺は、観客席に向かった。

着いた途端ファンたちが、

「キャー、何で??」「サインください!」

と詰め寄ってきたが今はそれどころじゃない。

悪いとは思ったがそれを掻き分け一直線に

向かった。





「絵里っっ!!!!」

絵里は驚いているが、笑っている。

まるで、俺の思いが全て届いているのかの様に

俺が今から言うことも伝わっているのかな?








「…好きだよ。絵里!」



「暁君! 私も…、私もっ、好き!!!」

ファンがざわめいていたが、どちらからでもなく抱き合った。

そして、キスをした。