途中栄斗に会って、

「おはよー!」と元気に言った。

ここまでは良かった。

いつもどうりファンにサインをしている時だった。

「暁、いた!」

そう言ったのは、俺のちょっとしたマネージャー。

トレーニングとか、状態をみる人。

「ん?どうした?」

とのん気に聞いた。ファンも不思議がっているようだ。

「やばいです! 本当に!」

と言われ引っ張られた。

「え!?本気で何!?」

ファンの心配したような声を聞きながら

連れて行かれたのは、

監督の所。

は?  え?

更に理解出来ない。