暁君が、「言うつもりじゃなかったのに…。」

と顔を真っ赤にさせて言った。

最初から用意されていたお水を飲んで

覚悟を決めたように言った。

「絵里さん、いや絵里って言っていたな。
 絵里、好き。

 ……付き合って。
 
 くれませんか?」


と………。

暁君が真っ赤なように私も真っ赤だろう。

「はい! 私でよければ。」

そう言ったとたん、暁君が


「ノックアウト…。
 絵里可愛いすぎ。」

と私に触れるだけのキスをした。

両思いのキスはとてもとても

優しくて………。