*give you smile.*

私たちは、メニューを見て注文した。

すぐにご飯が来た。そして、お酒も。

そして、どんどん飲んでいく。

飲みっぷりはすごかった。

お酒強いのかな。そう思っていたけど、

違ったみたい。

 
飲みっぷりはすごかったけど、

量はコップ一杯の半分。

それでもうへろへろ。

私より弱いよ!

心配になった私は、話しかけることにした。

「相田せん「暁!…暁って呼んで。」
 え!?」

「絶対!!」

キャラが違う相田せ…いや、暁さん。

「じゃあ、暁さん。だいじょ「さんいらない」

え?じゃあ、 暁 になっちゃうよ!!

せめて、君でも……。

「暁君でどうにか…?」

「ん~。いいよ。敬語もなし!
 ねっ!?」

そう、子供のような笑顔で言った。

ノックアウト……。


好き…。

そう自覚したとたん、暁君が……。


「すーきー」と言った。

自分の気持ちに気付いたばかりの私は、

そういう言葉に敏感で。

私に対してじゃない!って思っても

真っ赤になってしまった。