やっと、モデルの仕事が終わり、関係者などに

「ありがとうございました!」と言いながら

マネージャーを探す。

「絵里! 居た! 良かった~。」

と安堵しながら話すのが、マネージャー。

性別は女。 サバサバしている。

「私も探してました。」と笑いながら言う。

「のん気にしている場合じゃないわよ。

 次の仕事の時間おしてるから!」

その言葉を聞き、時計を見る。

時計は、午後の7時を指している。

ん…? 確か…

「8時からでしょ?まだ、全然大丈夫だ「7時半

には集合と言っておいたはずですが。」

私の言葉をさえぎりながら言うマネージャーさん。

「え!? うそ~!!」

「とにかくっ! 急ぐわよ。」