恥ずかしそうに出てきた刹那は

小さいカラフルなリボンの付いた白のオフショルダーの服に水玉のミニスカートを着ていて、髪の毛は片側にゆるおだんごのヘアにしている。

恥ずかしそうに立っている刹那を見て、遼誠は顔を真っ赤にしながら


「お、おはよう…!

あの…その…えと…今日の格好…

す、すごくか、かわいい…と…お、思います」


顔を軽く隠しながら言った。

刹那はその言葉を聞いて、少し頬を赤らめた。


「あ、ありがとう……

っていうか、なんで泉山君まで顔が赤くなってんの!」


「遼誠!」


遼誠はふと今日の課題の1つ目を思い出し、叫んだ。


「えっ?」


「これから、遼誠って呼んでくんねぇ?
それと、敬語もやめて?

ダメか?」


「……わ、分かった」