しかし、刹那は何事もなかったかのように、軽く水を絞って教室に向かう。 刹那がびしょ濡れの状態で、教室に入ってくる。 やはり、みんな目を丸くして刹那を見つめる。 数人の女子が、 「えっと…? いいんちょー、大丈夫?」 すると、刹那は軽くニコリと心のない笑顔で、 「ありがとう。 大丈夫よ」 その笑顔はそれ以上つっこまむな、と言っているように見えたのか、他のクラスメイト達は何も言わなくなった。