そう言うと、少し不思議そうに刹那の部屋に篠原が入ってくる。 「いかがなさいましたか? お嬢様」 「篠原にお願いがあるの! これは、絶対にお母様に秘密よ? 実は、明後日に…り、遼誠とデートするの…。 その為の服を一緒に買ってほしいの…。 ダメかな?」