「えーと、今何時だっけ? 確か、7時ピッタリ。 学校には、8時までに来れればいいんだよね。 通学にかかる時間って、俺だと大体20分ぐらい……。 車だと10分で着く? ん……? どういうことだろうか?」 遼誠は1人で迷宮状態になっていると、いきなりドアがバタンっと開く。