刹那の笑顔



「美乃梨は…







ずっとこのまま一生生きていくのね…。



人間なのに、屍の様に意識をなくして…毎日を過ごしていくのね…。


毎日、自分のしてしまったことを責め続ける…」


震える肩を抑えながら、ポツリとつぶやく。

刹華は刹那の言葉に神妙に頷く。





それは、わたしが死んだからそうなったこと…。











もし、刹那が死んでたらもっとひどいことになってたかもしれないわね?






みのりちゃんって子」