「わたしを屋上から突き落とした…。




わたしと遼誠との間を切り裂く邪魔者っ!!!





許さない!!!



いっつも遼誠のそばにいて…





わたし達の邪魔をする…




あなたばっかり、素でいられる。



そんなの、ずるい…。





わたしだって、笑いたい!


泣きたい!



怒りたい!


なんで!?






なんで、わたしは出来ないの!?



あなたばっかりっ!!!


ずるい!




許せない!!!






みのりっていう名前はなんでわたしの大事なものを殺すの!?」






刹那は拳を握りしめ、みのりに向かって振り下ろそうとした。