「さっきの声は、確かに刹華だった。




しかも、近くで聞こえた!


この近くに刹華がいるんだわ!」


刹那は内心ビクビクしながらゆっくりと光の見えない真っ暗な世界へ歩き出した。


「ここは、なんなのかしら」


歩くと、地面はトランポリンのように弾力があることが分かる。